▼ うさぎドロップ
監 督 :SABU
出 演 :松山ケンイチ、芦田愛菜、桐谷美玲、綾野剛、香里奈
ジャンル:ドラマ
2011年 日本
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじと感想】
大吉(松山ケンイチ)は祖父の葬儀に出席した際に、親戚一同の厄介者扱いに腹を立て望まれぬ祖父の隠し子・りん(芦田愛菜)を引き取ります。
女と子供が苦手だった大吉の生活は、残業のない職場に変わる等以後リン中心の生活に切り替わっていき、良い保護者であろうと努めるし、賢いリンもそれに応えてくれるのです。
うまくかみ合わないながらも二人の成長の物語ですね。
私は最初のシーンで愛菜ちゃんにやられました。
夕暮れの田圃のあぜ道を2人で歩いている時(多分大吉が初めてリンを引き取った時)、ふと大吉がリンを右腕で抱き上げた時、リンはしがみつくでもなく、かといって嫌がるでもなく、淡々と抱き上げられるのです。
その時風が吹いてリンの長い髪が乱れるのですが、これが何とも色っぽいんですね〜。
洋の東西を問わずいわゆる天才子役っていますけど、可愛いとか芸達者なだけじゃない、こんな子役は初めてでした。(私はロリコンだったのか?)
後の方でリンが大吉のために朝ご飯に塩お結びを作るんですが、これが小っちゃくって、泣けます!
リンは何もしなくていい!
では何故 ▼ 印かというと、リンの保育園の同級生のママを香里奈が演じていて結構重要な役なんですが、これが何とも合わないんです。
演技力とかそういうんじゃないと思うんですが、何か違うと私は感じて…。
原作(漫画)を読んでみないと分からないんですが大吉とリンはピッタリなのに、ミスキャストなのは監督のせいですね。
あと原作では、リンは高校を卒業後大吉と結婚するようです。(大ハッピーエンドなのかな)
とにかく、小さい時の芦田愛菜ちゃんを堪能できる映画です。
関連作品:阪急電車-片道15分の奇跡 … 芦田愛菜 出演
僕達急行 … 松山ケンイチ 出演
2019.01. ................ 傑作映画館の目次ページへ